爪水虫は病院で薬をもらうのが完治への早道!
ふと気がつくと、足の爪が白っぽくなっている…。いつか治るだろうと
放っておいたらいつの間にか、爪が分厚くなって濁ってしまったり、
変形してしまうことも。
これは、爪水虫(爪白癬)といって爪の中にできる水虫です。
恥ずかしくて、人前で足を出すのがイヤになります。
サンダルを履くのさえも躊躇してしまいますよね。
他人にうつしてしまう危険もあります。
爪水虫になってしまったら、一日も早く治療してきれいな爪に戻しましょう。
爪水虫と診断されたら
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自分は爪水虫なのではないか、と思ったらまず病院で診断してもらいます。
爪の病気にはいろいろあり、見た目は似ていても全然違う病気の場合があるからです。
違う病気だった場合、爪水虫の治療をするとかえって悪化することもあります。
皮膚科のある医療機関を受診して、診断してもらいましょう。
爪水虫は、爪の中に白癬菌がいるかどうかで判断します。
爪水虫と診断されたら、飲み薬や塗り薬で治療を始めることになります。
爪水虫の飲み薬の効果は?
爪水虫の飲み薬は、ラミシール、イトリゾール(イトラコナゾール)の
2種類のどちらかを処方されることが多いようです。
皮膚に白癬菌が繁殖する水虫の場合は、塗り薬を患部に直接塗って治療する
ことが多いのですが、患部が爪の場合には薬が十分に浸透しないことがあります。
飲み薬の場合は、身体の中から白癬菌を殺菌して水虫を改善していくことができます。
飲み薬が飲めないケース
爪水虫に効果抜群の飲み薬ですが、中には使用できない人もいます。
持病があり他の薬を常時服用している場合
肝機能が低下している人、肝機能障害を抱える人
妊娠中、または妊娠を望んでいる場合
普段使っている薬がある場合、飲み合わせに注意が必要になります。
また、爪水虫の飲み薬は肝臓に負担がかかる場合があるので肝臓疾患がある場合は
使用できません。
妊娠している場合には、胎児に影響が出る恐れがあるので使用は控えます。
爪水虫の塗り薬の効果的な使い方
塗り薬にはたくさんの種類があり、成分もいろいろです。
イミダゾール系の薬…ルリコン
ベンジルアミン系の薬…メンタックス
モルホリン系の薬…ベキロン
チオカルバミン系…ゼフナート
などがあり、症状や体質に合わせて処方されます。
最近では
クレナフィン
ルコナック
といった爪水虫専用の塗り薬も開発されて、以前よりも
治療の選択肢が広がってきています。
医師の指示を仰ぎ、薬を効果的に使って完治を目指しましょう。