爪白癬は市販の塗り薬で治すことができる?
爪水虫(爪白癬)になってしまったら、なるべく他人に
知られたくない!と思ってしまいます。
たとえ、お医者さんでも…。『この人こんな爪してるのか…』
なんて思われたら最悪。なんとか自分で治せないものか。
水虫の塗り薬って、コマーシャルでもやってますよね?
根気よく塗り続けたら、市販の薬でも治るのでしょうか。
市販の塗り薬は爪用の水虫薬ではありません
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よくコマーシャルで流れている水虫の塗り薬。
あれは、水虫用の薬であって、爪水虫用ではないんです。
爪専用の塗り薬でなくてはならない理由
足の水虫用の薬は、病院で処方されるものだけではなく
市販の薬もたくさんあります。
根気よく使えば、病院に通わなくても治るのではないか。
そんな風に思えてきます。
足の水虫と爪水虫の原因は同じで、白癬菌の繁殖によるものです。
白癬菌を殺菌し、清潔にすれば治るはずなのですがなぜ爪の水虫だけ
特殊なのでしょうか。
爪水虫は爪の奥で白癬菌が繁殖するからなのです。
爪はとても固く、通常の水虫に使っている薬を爪の周辺に塗っても
深部までには浸透していきません。
白癬菌は、爪をガードに使ってぬくぬく生息しているわけです。
ですから、一般の水虫用の塗り薬ではなく、爪専用の水虫薬を
使用して白癬菌をたたく必要があるのです。
爪水虫専用の塗り薬はある?
爪水虫専用の塗り薬は、2014年9月にクレナフィンが
2016年4月にルコナックが、相次いで発売されました。
従来の薬は爪の深部にまでは、なかなか薬効成分が
浸透していかなかったのですが、これらはその問題点を
クリアして出てきた画期的な塗り薬です。
爪の深部までしっかり届いて殺菌してくれます。
毎日、地道に塗ることで確実な効果が期待できます。
ただし、クレナフィンもルコナックも市販はされておらず
病院で処方してもらうことになります。
市販の水虫薬ではなく、病院の薬で治そう
市販されている水虫用の塗り薬では、爪水虫には効果が
期待できませんから、自己判断で市販の薬で治療をする
のではなく、病院で診断を受けるのをおすすめします。
ある程度の時間はかかりますが、完治が望めるのですから
効き目の高い病院の薬で治療するのが早道です。