パルス療法ってどんな方法?爪水虫は治るの?
爪水虫(爪白癬)を何とか治したい…。そう思うと
巷にあふれる、さまざまな情報に敏感になってしまいます。
病院に行った人の話、民間療法で治った!という人の話。
治るんなら何でもやりたい。できるならこっそり治したい。
いったいどれが一番良くて、一番自分に合ってるんだろう。
やはり病院に行って診断を受けるのが治療の第一歩です。
でも、あらかじめ自分の受ける治療についていろいろ知って
おくのは、これから治していくために大事なことです。
爪水虫の飲み薬の治療で、パルス療法というのがありますが
これは具体的にどういった治療で、どんなふうに治療して
いくのでしょうか。
パルス療法とはどんな治療のこと?
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パルス療法というのは、内服薬を1週間飲み続けた後
3週間休む というのを3セット繰り返すという治療法です。
薬を長い期間飲み続けなくても良いこと、合計の治療期間が
従来の治療よりも短く済むことが魅力です。
爪水虫は内服薬による治療が主流
爪水虫の治療は、現在内服薬による治療が主流になっています。
内服薬の種類としては
イトリゾール
上記2種類の薬を服用することが多いのですが、パルス療法で
使用するのは、イトリゾールです。
ラミシールの治療では、薬を毎日6ヶ月間飲み続けます。
内服薬治療のデメリット
ラミシール、イトリゾールに共通して言えることですが、
爪水虫の内服薬は肝臓に負担のかかる強い薬を使用します。
あらかじめ肝臓の機能に異常がないかどうか検査してから
服薬を始め、その後も定期的に検査をしながら治療します。
ラミシールの治療の場合は、薬を一定期間連続使用しなければ
ならず、肝臓に強い負担がかかることになります。
途中で肝臓の検査の数値に異常が出ればそこで治療が止まります。
パルス療法の場合は、間欠療法ともよばれる通り休薬期間が
あること、全体的にも服薬期間が短くすむことで患者の身体の
負担を軽減することができます。
パルス療法の注意点
良いことばかりに思えるパルス療法ですが、重要な注意点があります。
パルス療法で使用するイトリゾールは、併用禁忌の薬が多いため
常用している薬がある場合、治療ができない可能性があります。
持病があり、薬を常用しているという場合には主治医に相談して
併用しても大丈夫かどうか確かめる必要があります。
条件が合い、副作用が出なければパルス療法はとても効果的な
治療法です。自分に合った治療法で完治を目指したいですね。