爪水虫は時期によって活動に差がある?
今年も梅雨がやってきました。日本の梅雨は
じめじめ、ムシムシして本当に不快ですね。
でも、そんな梅雨が大好きなのが爪水虫です。
これからの時期は、爪水虫にとってベストシーズン
なのです。
どうして、爪水虫の活動は時期によって違ってくるの
でしょうか。
温度と湿度が問題なんです
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爪水虫、つまり白癬菌は一年のうち6月から9月に
一番活発に活動します。
白癬菌は高温多湿が大好物。日本の夏の気候は
爪水虫にとっては願ってもない環境なのです。
逆に温度が低下して、乾燥する秋から冬の時期は
白癬菌も冬眠状態に入ります。
冬に水虫が良くなったように思うのはこのためです。
ただし、実際には静かにしているだけです。
良くなったように見えても高温多湿の状態になれば
すぐにまた暴れだすのです。
じめじめと鬱陶しいこの季節、靴の中の湿度は
大変なことになっています。
うかうかしているうち白癬菌にいいようにやられてしまいます。
素足にサンダルなどで風通しよくしたいけれど
変色したり、変形した爪を誰にも見られたくない。
それに、そんな足でうろうろしていたら、周りに
うつしてしまうかもしれないし…。
まさに悪循環ですよね。
お医者さんの手を借りて爪水虫を退治する
白癬菌の活動が活発になるこれからの季節
爪水虫に悩んでいるなら、自分で何とかしようと思わず、
まず病院に行くべきです。
爪水虫は、悪化すればするほど治しにくくなります。
一日も早く治すためには、暴れている白癬菌を
薬で抑え込むのが早道です。
こじらせてしまう前に病院に行き、治療を始めましょう。
爪水虫の治療は粘り強く続けること
夏場病院に行って治療を始めると、暑さが落ち着いてきた
ころには症状もだいぶ良くなって来るかと思います。
冬になると、白癬菌もおとなしくなりますから
このまま自分で清潔にしていれば、もう爪水虫にならないんじゃ
ないかと通院をやめたくなりますが、そこでやめては元の木阿弥。
暑くなってきたら、確実にまた症状は悪化してきます。
爪水虫の治療は、根気よく爪の中から白癬菌がすべて消えるまで
行う必要があります。
完全に治ったら、裸足にサンダルで気持ちよく過ごせるように
なるのですから、ここはしっかり頑張っておくべきです。
お医者さんの手を借り、暴れる白癬菌をしっかり封じ込めて
奥深くの白癬菌まで根こそぎ退治してしまいましょう。