爪白癬をレーザーで治療したときの効果について
爪水虫(爪白癬)は薬で治療するのが主流です。
でも、持病があったり妊娠中だったりすると
思うように服薬治療ができません。
塗り薬も合わないことがあります。
薬で患部が腫れてしまったり、皮がむけたり。
でも何とか爪水虫は治したい。
どこの皮膚科でもできるわけではありませんが
爪水虫には、レーザーを使った治療法もあります。
保険のきく治療法ではないため、実費になりますが
選択肢の一つとして考えられる治療です。
爪白癬をレーザーで治療したときの治癒率
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レーザー治療については、完全治癒率が公表されている
わけではないのですが、8割ほどの患者さんに効果が
あるとされている治療法です。
日本では現在、厚生労働省の認可が下りていませんが
アメリカではFDA(アメリカ食品医薬品局)に認可
され、広く実施されています。
爪白癬をレーザーで治療する場合のメリット
レーザー治療のメリットは、患者さんの身体の負担が
少ないことです。
レーザー治療は、患部にレーザーを当て白癬菌を殺菌、
蒸散させる治療法ですが、麻酔もいらず照射時間も
数十分で済みます。特に副作用も報告されておらず
安全な治療法といえます。
治療頻度も月に1回程度と少ないため、トータルでの
治療期間は長くても、実際に治療に割く時間は短いです。
他の治療が、長期間にわたって薬を飲み続ける必要があったり
毎日根気よく薬を塗り続けなければいけないのに比べると、
格段に楽に治療が進められます。
治療の効果も高く、ほかの治療に引けを取らないので
条件が合えば、選択を検討するのも良いかと思います。
爪白癬をレーザーで治療する場合のデメリット
レーザー治療のデメリットは
保険のきかない治療であること
治療できる医療機関が限られること
があげられます。
レーザー治療は保険の適用外なので実費になります。
医療機関によって金額も異なるため、事前に確認する
必要があります。
また、レーザー装置を導入しなければならないことから
どこの皮膚科に行っても対応してもらえるわけではあり
ません。
それでも、身体の負担の軽さを考えると検討する余地の
ある治療だといえます。
爪白癬の薬が使用できない場合には検討してみてはいかが
でしょうか。