爪水虫は、皮膚科で診断してもらいましょう
爪水虫(爪白癬)は、主に足の爪(手の爪の場合もあります)に
白癬菌が入り込み、爪をボロボロにしてしまう病気です。
爪水虫の疑いがあったら、すぐに病院に行くのが正解なのですが
爪っていったい何科で診てもらえばいいのって迷いませんか?
変形してるから、形成外科とか?違うんです。
爪水虫だと思ったら、迷うことなく皮膚科に行きましょう。
皮膚科で爪水虫の診察をしてもらう
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まず皮膚科に行き、問診票に症状を記入します。
人間の身体のイラストに〇をつけたり書き込んだりします。
もうこの段階で逃げ出したいですよね。
言いたくないし、書きたくない。
でも、皮膚科は爪水虫に限らずさまざまな皮膚の症状で
訪れる人がたくさんいます。
隣にいる人も、ものすごく悩んでいるかもしれません。
皮膚科は皮膚トラブル専門ですから先生も看護師さんも
重症でも特に驚きもせず淡々と診てくれます。
いろいろな症状を見慣れていますから気負わなくても
大丈夫なのです。
爪水虫の診断が出るまで
診察室に入ると次の難関、問診です。自分の口で爪の状態を
説明するのは嫌なものですが、ここは大事なのでしっかりと。
正確な状況を医師に伝えることができれば、その分治癒に近づく
からです。
細かい問診が終わると、今度は実際に爪の状態を先生に診て
もらいます。気が重いですが、爪水虫だと思っていたら実は
全然別の病気だったという場合もあるのでしっかり診てもらい
ます。
その後、実際に患部の組織を少しとり、顕微鏡で白癬菌がいるか
確認します。白癬菌を確認した時点で爪水虫の診断が確定します。
爪水虫と診断されたら
爪水虫(爪白癬)と診断されたら、医師と相談して今後の治療方針を
決めていきます。
肝臓の機能に問題がなければ、飲み薬で治療を進めることが多いです。
ただ、飲み薬を使用できない場合もあります。身体の状態、既往症、
年齢、妊娠しているかどうか、常用している薬など、きちんと話し
飲み薬を使用するか、塗り薬で治療に入るかを決定します。
飲み薬で治療に入る場合は、血液検査や肝臓の検査を行い、薬の
使用が問題ないかどうかを判断します。
治療方針が決定したら、あとはもう治すだけです。
医師の指示をきちんと守るのはもちろんですが、治すのはあくまで
自分なのです。
どの治療法になるにせよ、ある程度の時間がかかるのは必至なので
完治を目指してしっかり治療していきましょう。