爪水虫の治療にかかる期間はどれくらい?
爪水虫(爪白癬)の治療には、時間がかかると言われます。
白癬菌に侵された爪の部分が完全になくなるまでにある程度
時間がかかるのは仕方がないことなのですが…。
治療ににどれくらい時間がかかるのか、きちんと認識した上で
取り組めば、モチベーションの維持にもつながります。
それぞれの治療方法はどれくらいの時間がかかるのでしょうか。
爪水虫の治療期間は治療法によって違います
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爪水虫の治療方法は大きく分けて3つです。
治療方法によってかかる時間は違ってきます。
飲み薬による治療にかかる期間
飲み薬は主に2種類の薬のどちらかを処方されることが多いです。
イトリゾール
この2つはどちらも体内の白癬菌を殺菌してくれるお薬ですが
服用の仕方に違いがあるため、治療の期間が異なります。
ラミシールは1日1回1錠ずつを半年間毎日飲みます。
イトリゾールは1日2回4錠ずつを1週間続けたあと
3週間の休薬期間を入れてまた1週間飲む、を3回繰り返します。
(パルス療法)
ラミシールは薬を飲む期間が6ヶ月。
イトリゾールは休薬期間を含めて3ヶ月です。
どちらの薬に処方されるかは体質や爪水虫の状態、血液検査の結果などを
ふまえて医師から指示があると思います。
服薬期間は上記の通りですが、足の爪が生え変わるまでには
1年から1年半の時間がかかると言われていますので、新しい爪に
生え変わるまで、定期的に通院するようになります
塗り薬による治療にかかる期間
飲み薬による治療が主だった爪水虫も、最近では爪水虫専用の塗り薬
クレナフィン
ルコナック
が開発されたため、塗り薬での治療も多くなりました。
塗り薬には、白癬菌に侵されて肥厚や変形した爪を治す
力はありません。新しく出てくる爪を守るために使用します。
ですから、病変のある部分がすっかりなくなるまで
使い続ける必要があるということです。
新しい爪が全部生え変わるまでの1年から1年半使っていきます。
レーザー治療をした場合の治療期間
皮膚科によっては、レーザーで爪水虫の治療をするところもあります。
レーザー治療は月に1回くらいのペースで照射していきます。
爪の伸びるペースに合わせて照射をしていきますので、期間としては
足の爪で1年から1年半かかることになるようです。
どの治療をするかによって、治療期間は違ってきますが、いずれにせよ
爪がすっかり生え変わって白癬菌がまったく検出されなくなったとき
治療終了ということになります。
根気よく治療を頑張って、爪水虫の悩みから解放されたいですね。